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肩こりは温めて緩和させよう

肩こりは軽症の場合、温湿布もいいでしょう。蒸しタオルなど、よく温めたタオルを用いるのが一般的ですが、市販のホットパックを用いてもいいでしょう。ちなみに、鍼灸治療院ではお湯で温めた冷却ジェル(凍らせて使用する熱冷まし)や、コンニャクを用いると、蒸しタオルよりも温かさが長持ちすることを謳っています。その場合には、保温性が高いので40度程度に温めて使います。ただし、肌に直接乗せるのではなく、必ずタオルを当てて使用しましょう。約20分ほど、患部を温めることで、その部分の緊張がほぐれ、治療効果があるといわれています。肩から背中にかけての温湿布は、うつぶせに寝てから行うと広範囲が処置できます。背中まで強ばるように痛むのならば、『曲垣』というツボを指圧しましょう。肩甲骨の上、内側の角がツボです。肩こりは、肩井という首の後ろの根もとと肩先の中間から、この曲垣までの肩甲骨周囲の指圧とマッサージが有効になります。

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